JKA12月のトピックス
永年会員 | 一般会員 | 合計 | |
12月 | 23 | 303 | 326 |
2020年度 新規会員数 | 220 | 2,198 | 2,418 |
2020年度 会員数 | 17,635 | 20,148 | 37,783 |
総本部 国内指導状況
指導員名 | 出張先 | 期間 |
泉屋指導員 | 岐阜県 | 12/13 |
椎名(勝利)指導員 | 千葉工業大学 | 12/13 |
総本部 海外指導状況
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、12月の海外出張指導は取りやめになりました。
★指導員からの一言(小倉指導員・中指導員・奥家指導員)★
今回も国外オンライン稽古を担当した指導員からのレポートをお届けします。12月は国外対象のオンライン稽古が合計6回開催されました。
国外 個人向け オンライン稽古(小倉指導員)
(12月5日)
12月5日(土)に私自身3度目となるオンライン講習を行いました。
今回は、参加者がそれほど多くはありませんでしたのでできるだけ参加者と意思の疎通を図ろうとの思いで講習に臨みました。
テーマは受け技。受け技の重要性を説明したうえで基本動作に汗を流した後、私が攻撃側、参加者が受け側となり基本組手を実施いたしました
攻撃に際しては、いつも以上に気合を発しました。本来は、「自分を奮い立たせるため」「自分を戒めるため」「相手を威圧するため」「相手を驚かせるため」等の気合でありますが、画面の向こう側の参加者に私が近づく手立てとして発し、対面ではない基本組手稽古に臨場感を持たせるよう努めました。
参加者全員が問題なく基本組手に汗を流していただいているか多少不安を感じつつ講習を終えました。
オンライン講習会の参加者は様々ですが、共通していることは皆が笑顔であることです。それは、空手衣に袖を通し稽古できる喜び、仲間とともに稽古できる喜び、何よりJKA空手を愛して止まないからであろうと感じ入り、私自身がとても幸せな気持ちになります。そして、逆に参加者から力をいただいていることに気づきもしました。
会員の方々には、コロナ禍にも関わらず稽古を継続してくれていることに改めて感謝申し上げます。一日でも早くコロナ禍が収束し笑顔で対面にて共に汗を流せる日が来ることを楽しみにしております。
国外 団体向け オンライン稽古(中指導員)
(12月6日 バハマ)
さる12月6日(日)、午前9時15分より総本部道場に於いて、日本空手協会バハマ主催のオンラインセミナーを行いました。バハマ国以外にも27ヶ国から200名を超える参加者を得て活気あふれるセミナーとなりました。セミナーの内容は狭い場所でも稽古出来るよう、自然体から前後、左右、上下、斜め方向に鋭い極めを養成するための「その場基本」。その後、平安初段の各技の基本的用法とその応用変化を指導。あっという間に1時間が過ぎてしまいました。
今年は新型コロナ感染症の影響で、3月以降の海外指導は全て中止となりましたが、今回のオンラインセミナーを通して、あらためて皆さんの空手道に対する熱い思いが伝わって来ました。今後も一人でも多くの方に伝統空手道の素晴らしさ、楽しさを伝えて行きたいと思っています。ありがとうございました。押忍。
国外 団体向け オンライン稽古(奥家指導員)
「ドイツ オンライン稽古納め」(12月19日)
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
昨年12月19日(土)日本時間17:00より、ドイツとのオンライン稽古でした。
ドイツは朝。画面が繋がった瞬間、家の中でやる人、庭でやる人、オンライン稽古ならではの稽古場所でそれぞれが一緒に稽古できることが、何度かオンラインで指導していますが、いつも新鮮で、いつでもどこでもJKAの空手が楽しめることをうれしく思い、ついつい笑みがこぼれます。
その日、ドイツは、稽古納めとの事で色帯から黒帯までのたくさんの方が参加してくれました。色帯は、大きく正確に技を出せること、黒帯は、細かい部分に意識がいくように、その場での基本を中心に体を動かしました。音声が出ると、システム上の問題が起こってしまうため、みんなの気合いや声が聞こえないのが、うまく伝わっているのか少々不安が残ります。
年明けも全くコロナ収束の見えない現状に、どうしたものか、、、新しいものを取り入れながら、古いものをどう残し、伝えていけるのか考えながら、「今できる事を」精一杯、取り組んでいきたいと思います。