女子講習会 開催レポート
令和6年3月2日(土)に、総本部道場にて、女子講習会が行われました。
1回目の講習会は栗原一晃指導員による基本と形の指導。体の使い方を丁寧に指導され、平安形のポイントをみなさん再認識されているようでした。抜塞大では、技の意味を加えながら、真剣な中にも笑顔が見え、充実した稽古時間でした。
2回目の講習は、私が組手の指導を担当しました。普段道場ではなかなか組手の稽古をする機会がない、男性と向かい合うのは怖い、、、さまざまな理由から組手に対する苦手意識を持っている女性が多い印象でした。
まずは、基本一本で技の入り方の意識、自由一本組手で間合いを意識した稽古からの自由組手。タッチ組手などの遊びを加えながら、技の攻防に繋げてみました。怖いと言っていたのがウソかのように、みなさん、のびのびと技を出せていたように思います。「女性だけ」というメリットなのかもしれません。とても頼もしかったです。
また、全国各地から、さまざまな年齢の方と一緒に稽古できることも女子講習会の魅力の一つです。みなさんが刺激し合っているのが、見て取れました。
3回目は、審判講習会。ジェスチャーを確認し、審判をする上での心構えを意見交換し、実践。頭では理解しているものの、実践となると、緊張等が伴い、うまく反応ができないこともあります。目を養うために、数をこなすこともこれからの課題ではないかと思います。今年で11年目となった女子講習会ですが、終始和やかな雰囲気で行われました。また来年、全国各地よりひとりでも多くのご参加をお待ちしています。
奥家 沙都美