【三重県本部】「令和4年度東海地区審査会及び三重県本部強化練習会」実施
令和4年11月27日、総本部より小倉副首席師範、掃詰開士指導員のお二人にお越しいただき、令和四年度の東海地区審査会及び三重県本部強化練習会を開催いたしました。
開催会場はコロナ感染の急拡大のため開催が中止となってしまいました三重国体の会場となるはずであった四日市市総合体育館にて午前十時より開始となりました。
東海地区審査会には静岡県、岐阜県、愛知県、三重県の各支部より昇段審査及び資格審査会を受験する52名の会員が参加し、小倉副首席師範より審査に向けた技術講習会を受講致しました。
基本・組手・形と親切丁寧に指導され、皆が陥ってしまうであろう注意すべき点や基本稽古の大切さを再認識させていただける指導でありました。午後からは段審査及び各資格審査が行われましたが、受験生は技術講習会の成果もあり結果もよかったのか晴れ々とした顔で帰途につかれたような気が致しました。
三重県本部強化練習会は小学3年生から一般までの136名が参加しました。講師は掃詰開士指導員。今年指導員になられたばかりではありますが昨年の全国大会優勝、また今年は準優勝と実績もある指導員であります。実は掃詰指導員は三重県本部出身で、兄の掃詰友志指導員共々総本部指導員の道を選び、本年めでたく指導員となる事ができました。三重県本部より全国の皆様に「二人の若き指導員」今後とも宜しくお願い申し上げる次第であります。
強化練習会は午前中だけの短い時間での稽古となり基本、組手、選定形の指導がありました。余談ではありますが掃詰指導員は尾鷲市出身で結構方言が強い地域ですが、掃詰指導員の指導は標準語ですごく爽やかな指導が印象的でした。練習会最後は子供たちからのリクエストもあり「岩鶴」の指導となり、そして掃詰指導員の「岩鶴」の演武で練習会を終えることとなりました。半日ではありましたが子供たちにとって大変有意義な稽古でありました。
まだまだコロナ感染の続いている中で会員及びご父兄の皆様のご理解をいただき審査会及び練習会を開催できたことは、三重県本部にとって大変喜ばしきことだと思います。小倉副首席師範からもお話がありましたように第2、第3の掃詰兄弟を出せるよう空手道の普及に力を注ぎ、青少年の育成、地域社会への貢献をさらに肝に銘じ邁進する所存であります。