「空手は初めてです。大丈夫でしょうか?」
「心配いりません!」
達人と呼ばれる人も最初は初心者でした。先入観が無い状態の方が、かえって上達が早いこともあります。たくさんの方が、それぞれの目的をもって稽古をしています。自分やお子様に合う道場やクラスを探して、見学や体験入会をしてみてください。心配ごとがあるときは、道場に相談をし、安心して稽古に臨みましょう。
まずは、道場を探してみましょう。
2.問い合わせをする
3.見学/体験入会の予約
見学や体験入会を希望する場合は、問い合わせ時に「見学をしたい」「体験をしたい」と伝えてください。できる範囲で大丈夫ですので、稽古を体験してみてください。見学や体験をしてから、正式に入会を決定することをおすすめします。
こんなことを見たり確認しましょう!
- どのような目的でどのような生徒さんが通われているのか
- 稽古中の生徒の様子
- 指導の様子
<見学時のご注意> - 稽古の邪魔にならないよう、おしゃべりはしないように気をつけてください。
- 道場での飲食は禁止です。
<体験入会のご注意> - 運動着などの動きやすい服装でお越しください。
- 水分やタオルなどをご用意ください。
4.入会の検討
初めてのときは、不安なことや分からないことがたくさんあります。最初は当たり前のことです。稽古を重ねるうちに、だんだん慣れていき、体を動かせるようになります。
わからないことや不安なことは、遠慮なく入会を希望する道場へお問い合わせください。
5.入会の手続き
入会の手続き、空手を始める(会員になる)にあたり必要な入会金や年会費については、道場により異なります。問い合わせ時、または見学や体験入会の際に説明を受けてください。不明な点は、入会を希望する道場へお問い合わせてみてください。
日本空手協会の目指す空手道は試合における勝敗や、体を鍛えることだけが目的ではありません。自ら学び、自ら鍛えることによって自己の可能性を広げ、人格の向上を目指すことが稽古の最大の目的です。
突き、蹴り、受けなどの基本動作を繰り返す基本稽古、様々な動作を前後左右に移動しながら演武する型稽古、相手と向き合い攻撃と防御の技を出し合う組み手稽古など、これらの鍛錬の積み重ねにより、合理的な身体の使い方を習得します。
また「礼に始まり、礼に終わる」といった礼節や、掃除などの所作を重んじ、伝統文化の継承を実践しています。
世代や性別をこえ、経験も実力も違う道場生同士が協力し合ってともに鍛錬する。日本空手協会の道場は信頼と互いへの尊敬を深める場でもあるのです。