【栃木県 青空塾空手道教室】志水先生稽古会
1月22日に栃木県足利市にて志水先生による稽古会を行いました。
オミクロン株が流行しつつある状況でしたが、十分な稽古スペースと人数制限・換気・消毒などの基本的な感染症対策を講じ、そして何より先生が人との接触を避ける感染症対策に対応した指導をしてくださったおかげで稽古会が終了しました。2週間以内に体調不良を訴える参加者が出ることなく無事に開催できました。
午前中の稽古は基本を中心に行い、突き・蹴りの原理・原則についての指導、特に引き手・引き足の重要性を幼児・児童にも分かりやすく指導していただきました。午後は茶帯以上の会員を対象に午前中に行った基本を自由組手に生かす稽古を行いました。最後は試合形式の自由組手を行い、1人1人にアドバイスをしていただきました。参加した会員はもちろんのこと、1日を通して一貫した指導プロセスのもと行われる指導は、参加した栃木県の指導者にとっても大変参考になったことと思います。
2年以上続くコロナ禍の中、大会や講習会・対外稽古などは中止や制約が多い中、世界中の空手道愛好者が満足いく活動ができない事と思います。伝統空手道の根幹を変えることなく次世代に空手道を継承し、その時代に合わせた指導を講じていくことができる空手協会のすばらしさを改めて感じることが出来ました。稽古終わりには久しぶりに昔話や空手道の未来について杯を重ねながら話し合いの場を設けたかったのですが、油断はできませんのでまたの機会にしました。
私の道場も会員の安全を最優先にし、引き続き感染症対策に気を付けながら自分にできる空手道普及を心掛けていきたいと思います。最後にコロナ禍の中、安全に配慮しながら指導してくださった志水先生に感謝申し上げます。
栃木県 青空塾空手道教室 猪越悠介