会員の皆様へ【草原会長より】
会員の皆様へ
公益社団法人日本空手協会
会長 草原 克豪
新型コロナウイルス感染拡大への対応について
新型コロナウイルス感染が世界規模で拡大し、人々の生活に多大な影響を及ぼしている中で、4月7日には政府の緊急事態宣言が出されました。会員の皆様には、不安の中で空手の稽古もままならず、大変不自由な毎日をお過ごしのことと思います。
こうした事態を迎えて、本協会としてはすでにご案内のとおり、6月13日(土)〜14日(日)に群馬県高崎市で開催を予定していた第63回全国空手道選手権大会を中止することにいたしましたが、さらに、9月20日(土)〜21日(日)に岩手県盛岡市で開催を予定していた第63回小学生・中学生全国空手道選手権大会も中止し、10月23日(金)〜25日(日)に高崎市で開催を予定していた船越義珍杯第15回世界空手道選手権大会については来年まで1年延期することといたしました。
これらの大会を楽しみにして準備を進めてこられた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、今私たちに求められているのは、一人一人が一国民として賢明な判断に基づいて行動することです。会員の皆様にはこの状況の深刻さをお汲み取りいただき、感染拡大の防止ならびに健康安全の確保にご理解とご協力をお願い申し上げます。
都道府県本部、支部、団体の責任者の方々には、会員の感染防止のため格別のご配慮をお願いするとともに、万が一感染者が出た場合には、総本部にも速やかに報告していただくようお願いいたします。
コロナウィルスとの闘いは長期間にわたることを覚悟しなければなりません。しかし私たちが一致協力して取り組めば、ウィルスに負けることはありません。その先には明るい希望の灯が見えてきます。皆様と笑顔でお会いできる日が1日も早く訪れることを心待ちにしております。
謹白