日本空手協会出身、アルビン・ロス氏 2012年のノーベル経済学賞に輝く
公益社団法人日本空手協会出身、アルビン・ロス氏
2012年のノーベル経済学賞に輝く
アルビン・ロス氏(1951年12月18日~)。空手道で学んだ心技体が、経済学の道でも活かされることとなった。
去る2012年10月15日、スウェーデン王立科学アカデミーは、2012年のノーベル経済学賞を、米ハーバード大のアルビン・ロス教授と、米カリフォルニア大のロイド・シャプリー名誉教授の2人に授与すると発表しました。
受賞理由は、「安定配分の理論と市場デザインの実践」についての顕著な功績。
2人は、例えば学生がどのように適した学校を探すのか、臓器の提供者をどのように移植が必要な患者と適合させるのかといった「市場デザイン」の問題について個別に研究した業績が評価されました。
アルビン・ロス氏は幼少の頃、公益社団法人日本空手協会・米国ニューヨーク支部の森正隆師範のもとで空手を学び、前コロンビア大空手道部(当時は森師範が指導)に所属していた経歴を持ちます。
朗報を聞いた森師範も大変な喜びの声を上げました。
下の写真は、名誉七段の賞状を手に、森師範と喜びを語るアルビン・ロス教授です。