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全空連の天皇杯•皇后杯申請に関する調査報告書

全空連の天皇杯•皇后杯申請に関する調査報告書

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全空連の天皇杯•皇后杯申請に関する調査報告書

我々の一連の調査の結果、以下の驚くべき新事実が判明した。

1) 2013年11月8日  全日本空手道連盟は関係諸機関へ天皇杯・皇后杯下賜申請
のための資料を届けた。

2) 2013年11月12日 宮内庁は、関係諸機関からの相談を受けて、空手界の主要な
団体間でしっかりと協議、調整するようにとの意向を伝えた。
全空連は関連諸機関からその旨を伝達された。
(公社)日本空手協会は、全空連から本件に関し協議、調整のための連絡を一切
受けていない。

3) 2013年12月6日 全空連は理事会を開催。宮内庁の意向を完全に無視して
天皇杯・皇后杯下賜申請の決議を強行した。
(公社)日本空手協会から全空連の理事として一名がこの理事会に出席していたが、
全空連は本件に関し、(公社)日本空手協会との事前の協議、調整を行わないまま
決議決定をした。その為、(公社)日本空手協会からの出席者は詳しい事情を承知
せぬまま、決議を承認。
このことを理由として、全空連は(公社)日本空手協会が賛成したとみなした。

4) 全空連はこの決議を関係諸機関に報告した。
その際、(公社)日本空手協会も賛成した、と報告。

5) 全空連はこの理事会の議事録を関係諸機関に届けた。

6) 2013年12月22日 宮内庁は、(公社)日本空手協会から提出された
天皇杯下賜請願書を受理した。

7)2013年12月26日 宮内庁は、関係諸機関から二度目の相談を受けて、すでに
12月22日に(公社)日本空手協会から提出された天皇杯下賜請願書を受理したこと
を伝えた。

8)宮内庁が全日本空手道連盟から天皇杯・皇后杯下賜申請書を受理したという
事実はない、と判断される。

9) 2014年( 平成26年)2月7日 全空連第348号 全空連会長 笹川堯氏名で、
地区協議会議長、都道府県連盟会長、競技団体空手道連盟会長•部長、
協力団体(会派団体)会長宛に送付された『天皇杯•皇后杯の申請について』に
述べられている「宮内庁に下賜申請を致しました。」「正規の手続きを経て申請
したものであります。」という文言は、正式の下賜申請書が文書として宮内庁に
提出•受理されていない以上、事実に基づくものではない。

以上

(公社)日本空手協会 調査委員会
平成26年4月28日

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