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JKA 9月のトピックス

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◎新規会員登録

新しい仲間が増えました!

 永年会員  一般会員  合計
9月 11 183 194
  H28年度合計 108 2,014 2,122

 

◎総本部 国内指導状況

指導員名 出張先 期間
志水 指導員 京都産業大学 8/25~9/2
小倉 指導員 東京電機大学 9/1~9/7
大金 指導員 東京電機大学 工学部 9/2~9/3
今村 指導員 濤悠会 9/3~9/4
平山 指導員 濤悠会 9/3~9/4
井村 指導員 神奈川県 9/4
椎名(勝利) 指導員 北海道 9/3~9/4
中 指導員 京都 9/3~9/4
蔵迫 指導員 岐阜県 9/3~9/4
井村 指導員 日本大学 生物資源科学部 9/6~9/8
中 指導員 都留文科大学 9/7~9/11
小林 指導員 青山学院大学 9/8~9/14
半崎 指導員 三菱養和武道スクール 9/10
根本 指導員 三菱養和武道スクール 9/10
志水 指導員 三菱養和武道スクール 9/10
栗原 指導員 三菱養和武道スクール 9/10
上田 指導員 三菱養和武道スクール 9/10
上田 指導員 関東学院大学 9/10~9/15
植木 首席師範 関東地区本部 9/17
井村 指導員 中国地区 9/17~9/18
小倉 指導員 四国地区 9/17~9/18
大隈 指導員 獨協大学 9/20~9/24

 

◎総本部 海外指導状況

指導員名 出張先 期間
蔵迫 指導員 スウェーデン 9/13~9/20
椎名(勝利) 指導員 スウェーデン 9/13~9/20
中 指導員 アメリカ 9/14~9/20
大坂 指導員 イギリス 9/15~9/21
今村 指導員 イギリス 9/15~9/21
上田 指導員 オーストラリア 9/28~10/04
中 指導員 ドイツ 9/29~10/05

 

★指導員からの一言(大隈 指導員)★

去る、9月25日(日)第59回全国空手道選手権大会が千葉県、幕張メッセにて開催されました。選手、審判団の先生方、役員、係員の皆様お疲れ様でした。
私、大隈はと言いますと、8月16日から9月19日までアフリカ出張に赴いてまいりました。今回はアンゴラ、南ア、モーリシャス、ケニア、タンザニアの5カ国を回ってまいりました。

アフリカの空手事情について少し書いてみたいと思います。
アフリカ全体で見ますとJKAのみならず空手を取り巻く状況は発展途上と言えます。しかし、若年層の空手家の身体能力は大変高く、特に組手では今後国際大会での活躍が大いに期待できます。経済的にもこれからの地域ですが、先日ケニア・ナイロビで日本政府が主催するTICADが開催され、今後、経済でも人的交流でも日本との結びつきが一層深くなると思われます。

今回訪問した国について少し記述したいと思います。

★南アフリカ
アフリカ大陸最南端に位置する国で、アフリカでもっとも栄えている国でもあります。ですが近年の経済状況は思わしくなく、通貨ランドの大幅な下落が大きな問題となっております。南アフリカJKAは2014年に50周年を向かえ、アフリカのJKAではもっとも歴史があります。元南アJKAチーフインストラクター、スタン・シュミット師範(八段位、現在オーストラリア、メルボルン在住)のあと、ヨハン・ルーツ会長(七段位、南アで最も古参の先生)、ヨハン・ラフランジェ氏(六段位、南アチーフインストラクター、JKA世界大会個人組手2000年2位、2004年3位)のリーダーシップの下、精力的に活動をしております。昨年9月、第1回JKAアフリカ地区空手道選手権大会を主催し、大いに盛り上がりました。古参の先生方は日本に長期滞在し、指導員稽古にも参加した猛者で、JKA武道空手道を力強く普及しております。南アJKAはアフリカにおけるJKAのリーダー的な存在です。

★アンゴラ
アフリカ西海岸に位置し、旧ポルトガル領、ポルトガル語が公用語です。首都ルアンダは世界でも有数の物価高な都市でもあります。国自体も資源が豊富で生活水準は高いのですが、近年の石油価格の下落が経済に暗い影響を与えています。会長ジェルマノ・ゴメス氏(六段)、テクニカルダイレクター、ホセ・シルバ氏(六段)のリーダーシップの下、活動をしております。連盟のアフリカ大会でも上位に入賞する事が多く、選手も充実しております。組手は力強く、故榎枝先生のお気に入りでもありました。昨年の第1回アフリカ大会でも豪快な組手で個人戦、団体戦と大活躍しました。

★ケニア
アフリカ東海岸にあるアフリカの大国です。空手の歴史は古く、過去数度総本部指導員が派遣されております。ケニア連盟のトップの方も岡本先生よりJKAの段位を取得されております。選手の組手のレベルも高く、蹴り技の大技を多用します。会長のアナミ氏、チーフインストラクターのムルワ氏のもと、熱心に活動しています。ケニア、ナイロビは高地にあり、その結果、多くの空手家が高地トレーニング体験済み!スタミナ、スピードに素晴らしいものがあります。連盟の大会ではこの事は有利に働くと思われます。ちなみに首都ナイロビはその気候からアフリカの軽井沢と言われております。

★タンザニア
アフリカの東海岸に位置するこの国は若きリーダー、ブラック侍ことジェローム氏(五段)のリーダーシップの下、精力的に活動しております。アフリカでは珍しく???形の上手な空手家が多いのも特徴です。JKAの会員で青年協力隊として派遣された北海道出身の藤井氏の指導が実を結んでおります。リーダーのジェローム氏は2011年のタイの世界大会に選手として個人戦組手、形の部に参加。また2014年の世界大会には国際審判として参加しました。

★モーリシャス
インド洋に浮かぶこの島国はアフリカへの玄関ともいえる好位置にあります。先日のTICADでも安部首相が日本からの直行便の乗り入れを約束しました。今回現地からJKAの支部立ち上げを打診され、南ア、ヨハン・ラフランジェ氏にサポートを依頼、初めて訪れました。今後200名ほどの空手家、数道場がJKAに加盟します。技術的にはまだまだですが、着実にレベルアップを図りたいと考えております。

最後に2017年のアイルランドでの世界大会にもアフリカ地区から多くの国が出場を準備しております。また、2018年には第2回JKAアフリカ地区大会を8月31日、9月1日に開催予定です。

JKAは今まで同様、これからも世界での空手道の普及を力強く推進してまいります。総本部の事業へのご理解、ご協力厚く御礼申し上げます。
押忍

*10月は上田指導員の予定です。

公益社団法人日本空手協会は内閣府認定の公益法人として品格ある青少年育成につとめております。
当会主催の全国大会には、内閣総理大臣杯、及び文部科学大臣杯が授与されております。